桑江なおや　ブログ

３月１９日（土）９：００～
泡瀬海岸にてビーチクリーン！

　今回、高原小学校の４年４組の父母のみなさんの企画で
泡瀬海岸のビーチクリーン＆アーサ採りをしました。

　参加者は、約５０名（内父母兄弟が１５人ぐらい）

　今回、その補助員として参加しました！


　みんなが集まり始めさっそく！ビーチクリーンへ
安全確認を行い干潟へかけだす！


テトラポットの隙間に多くのゴミが！


漁師さんの網でしょうか？


ゴミ拾い！おもわず生きもの探しと干潟で親しむ子たち


発泡スチロールやいろいろなモノが落ちていました！


たった２０分でこんなに集まりました！


　本来なら拾った後すぐに仕分け作業に入りたいところだが！
日程の関係もありアーサ採りへ！



　泡瀬では、１月～３月がアーサの時期です。　
　アーサが岩やサンゴのかけらにたくさんついています。


　よくアーサ採りに来ている子もいて、上手にとっていました。

注意！アーサを根こそぎとると砂を噛み、洗うのが大変！
　　　　根の方を残しとるのが秘訣です！

　ちなみに泡瀬干潟の隣り、北中城はアーサの産地です。
泡瀬で採れたアーサも加工され販売されているそうです。





　泡瀬干潟に行くとみんな、アーサとりそっちのけで生きものと遊ぶ！
ナマコもいっぱいだ！



　アーサとりを終え、海岸に戻ると父母のみなさんが採ってきた
アーサを使ってヒラヤーチーを作ってくれました！



できるだけゴミを出さないようにしよう！ということで
弁当箱持参！です。意識の高さにビックリ！



　みんなヒラヤーチーを食べるために並んで待っていました！




　素材の味を知るということで、まずは味付けはなしヒラヤーチーとアーサのみで！
途中から塩をふったり、ケチャップを買ってきて付ける人も！

　私も頂きましたがお世辞でなく、ヒラヤーチーすごく美味しかったです！




　ヒラヤーチを食べた後に、集めたゴミの仕分け作業をすることに！


　
ただ拾うだけでなくてゴミをビン、カン、ペットボトル、燃えるゴミ、
燃えないゴミと分別。


　正直言って！ゴミの仕分けは大変です！大人でも目をそむけるような
作業を父母のみなさん、こどもたちも一緒に最後まで片づけました。




　高原小学校４年４組では、泡瀬に以前あった製塩工場がなぜなくなったのか
を調べ、海が汚れてしまったことが原因だということを知った。またサンゴ移植で有名な
金城さんを訪ね沖縄の海の現状やサンゴ移植について知り、自分たちもサンゴ
移植をするためのお金をつくるために古紙を売ったり、自分たちで作った石けんを売って
集めていたそうだ！

　小学校４年生でこんなレベルの高い学習が行われていることにビックリ

　ゴミを出さないために弁当箱を持ってきたりと一貫した姿勢に感動した！

　ゴミ拾い、分別、自然観察、アーサ採り、そして実際にとったものを食べる！
盛りだくさんの実習で子供達にとっても最後に多くのことを感じとってくれたと思う！

　また、父母のヒラヤーチーづくりを見て、子どもの頃私の親がビーチパーティーや
いろいろな場面でやってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになった。

　こどもたちにも最後に「ありがとう」の反対の言葉について話した。
　「ありがとう！」とは有ることが難しいと書く！では「ありがとう」の反対は「あたりまえ」である。

最後までゴミ片づけをしてくれたこと、ケガや事故もなく終えたこと！
父母会のみなさんが作ってくれたヒラヤーチー、
休みの日に先生が最後まで指導してくれたこと！
そして泡瀬干潟の海があること！感謝である。

　決して当たり前でははない！ことについて話したが分かってくれただろうか？笑

　私もこのビーチクリーンに参加して多くのことを学ばせて貰った！

　こども達に「ありがとう」と伝えた！