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Posted by TI-DA at

2010年12月31日

沖縄市議会 12月議会 一般質問


12月議会の一般質問です。

12月議会は、質問数が多く再質問が十分出来ませんでした。
次回への課題としたいと思います。

 質問に対する回答が、まだ出ていませんがとりあえず
質問内容のみ報告致します。

 議事録は、2011年1月以降に議事録検索より
沖縄市議会 会議録検索





1.区画整理事業と公園整備の進捗状況について
(1) 去る11月26日に沖縄市比屋根土地区画整理組合より、沖縄市高原小学校東側にある美東公園について土地、および寄付金の提供があった。当局の今後の対応について伺う。
① 比屋根地区を含む、東部地域の区画整理事業の進捗状況、及び完了予定はいつなのかについて伺う。
② 美東公園の整備計画の進捗状況とその完成予定はいつ頃を予定しているかについて伺う。
③ 比屋根土地区画整理組合から頂いた、土地、寄付金、計画図面の詳細、整備における条件等があったかについて伺う。
④ 隣接する高原小学校と連携した利用は考えていないのかについて伺う。

(2) 宮里中学校の北側に隣接する若夏公園の整備状況について伺う。
① 若夏公園のある美里第2区画整理事業の進捗状況、及び完了予定はいつなのかについて伺う。
② 若夏公園の整備計画の進捗状況とその完成予定はいつ頃を予定しているかについて伺う。

(3) 美里、安慶田各地域の区画整理事業の進捗について伺う。① 沖縄市の整備計画の進捗状況とその完成予定はいつ頃を予定しているかについて伺う。② (1)、(2)地域も含めて、沖縄市の保留地がどの程度あるのかその面積と、数、その状況について伺う。

2. 小学校の建物の老朽化、運動場の整備状況について
(1) 高原小学校校舎、及び体育館の老朽化、運動場の整備状況いついて質問する。
①今年の台風接近の大雨の際に、高原小学校のA棟の3階、及び2階部分も雨漏りしており、生徒の備品が濡れて使い物にならず、学習への支障が出てきている。その雨漏りの状況報告、対応と改善されたかについて伺う。
②学校内の水道に赤さびが混じり、水筒を持参し対応していると話もあるが水道の水質は問題ないかについて伺う。
③教室の天井部に使われている石膏ボードから粉が落ちる等の訴えがあるが、その対応策はあるのかについて伺う。
④同校の体育館において、父母が生徒の部活観覧中に天井、及び柱部分のコンクリート片の落下があるなど、体育館の老朽化による危険性が指摘されているが、その状況報告、対応と改善はされたか、また整備計画はどうなっているのかについて伺う。
⑤高原小学校は、陸上競技で連覇するなど部活が盛んな地域であるが、運動場が雨天後水はけが悪く利便性が悪いとの指摘がある。同校の運動場の整備計画はあるのかについて伺う。

3. 環境行政について
(1) 沖縄市の環境問題について沖縄市の今後の対応について伺う。
①去る9月の定例会で特定用途制限地域内における建築物等の制限に関する条例の否決により、沖縄市北部地域への産業廃棄物の集中が問題になっているが沖縄市の今後の対応について伺う。
(2) 沖縄市の自然保護に関する沖縄市の姿勢について伺う。
①沖縄市の自然を守る責務は誰にあると考えますか?
②東門美津子沖縄市長は、泡瀬干潟には行ったことがあるのか?行ったことがあればその印象、感想について伺いたい。

4.図書館のあり方について
(1) 沖縄市の図書館の現状について
①沖縄市総合計画の中で図書館のあり方は今後どうなっているのか?
ア どういった計画になっているのか?
イ 計画は順調に進んでいるのか?
ウ 進んでいなければどういった問題があるのか?
②他市町村と比べて当市の図書館のあり方はどうか?
ア 他市町村と比べ沖縄市の図書館の施設・面積は十分なのか?
イ 本の質、量は十分なのか?
(2) 小中学校の図書館の現状・あり方について
①学校図書館のあり方で沖縄市の考え、位置づけ今後の計画があれば教えて下さい。
②図書館の施設はどうなっているのか?
ア 本の量、質は十分なのか?
イ 子供達が学習できる環境は整っているのか?
③ 市町村と比べて当市の学校図書館のあり方はどうか?

5.東部海浜開発計画事業について
(1) 第1区域の生きものについて
①第1区で発見された新種は
②その種はどうなったのか
③第1区の海草藻場。埋立前、被度50%以上の藻場面積はいくらか。
④第1区の藻場面積はいくらか。
⑤第1区のサンゴ。アセス書では保全の対象になっていたか。
⑥平成17年7月12日の環境監視委員会での第1区のサンゴの報告は、どうなっているか。
⑦そのサンゴは国は、保全したのか。
⑧第1区は、生物多様性の宝庫であり、保全すべきであると思うがどうか。
(2)第2区域の生きものについて
①2区は中止なので干潟は守れる、と市は答弁している。干潟の機能を考える時、干潟と浅海域は一つの生態系としてとらえるべきであり、1区が埋められると残る干潟は健全ではありえない。どう思うか。

(2) 新しい埋立計画について
①直近の沖縄市の労働者の所得を職種別に明らかにせよ。平均所得はどうなっているか。その根拠をしめせ。
②沖縄市案が実現した時の埋立地に働く次の職種別の就業者の所得を明らかにせよ。海浜緑地、外周緑地、野鳥園、多目的広場用地、小型船だまり、マリーナ、交流施設用地、栽培漁業センター用地、管理センター、ホテル、コンドミニアム、コテージ、商業・臨海商業施設、海洋療法施設、病院、スポーツ施設また、その根拠になったデータを示せ。
(3)ラムサール条約について
①9月議会でラムサール登録の協議について「現段階では未定」と答弁しているが、その後どうなったか。
(4)下水道事業の普及率と接続率について
①沖縄市東部の下水道普及率と接続率はどうなっているのか。他の地域(北部、南部、中部)と比較してどうなのか。
(5)緊急時のあり方について
①9月議会で緊急時(津波襲来)の避難として、3階以上の建物が必要と答弁しているが、埋立地に造られる施設は3階以上の建物になると理解していいのか。  


Posted by なおや at 15:15Comments(0)

2010年12月31日

生物多様性国際会議での発表

生物多様性国際会議にて現地報告に行ってきました。

2010年10月24日 名古屋NGO集会より

 泡瀬干潟の現状報告をしてまいりました。
生物多様性が叫ばれている中、今日本国は生物多様性豊かな
干潟である泡瀬干潟を埋め立てようとしている!という矛盾を
訴えてきました!


CBD/COP10 生物多様性交流フェア NGO/NPOフォーラム
テーマ:琉球列島の生物多様性に対する脅威
主 催:WWFジャパン
日 時:2010年10月23日(土)15:30-17:30
場 所:名古屋学院大学体育館1階小会場2(生物多様性交流フェア会場内)


報告2010年10月23日


発表2 桑江直哉:泡瀬干潟の豊かな生物と埋立問題

1. 皆さん、今日は。先ほど花輪さんからもご紹介頂きました泡瀬干潟を守る連絡会、そして9月12日の沖縄市議会議員選挙で泡瀬干潟の保全を訴え当選致しました桑江直哉(Mr. Naoya Kuwae)と申します。よろしくお願い致します。本日は、発表者としてお招き頂き誠にありがとうございます。
私は、「泡瀬干潟の豊かな生物と埋立問題」と題して発表させて頂きます。
2. 花輪さんには、沖縄全体の特徴について述べて頂きましたので、私はより絞って泡瀬干潟の地理的・地質的特徴や成り立ち、そして、そこに住む生き物についてまず述べ、埋立の問題点について述べていきたいと思います。
3. 泡瀬干潟は、沖縄島の中部、沖縄市の東海岸。中城湾北部に位置する干潟域と浅海域から成り立っています。
4. 今ある中城湾が(約50万年ほど前)小高い丘になっていて、その丘が陥没してできたのがいまの中城湾であると言われています。その小高い丘が陥没し残った縁が、今の沖縄島中部の丘陵であり、北の勝連(Katuren)半島、南の知念(Chinen)半島に当たります。そして、東の津堅(Tuken)島、南の久高(Kudaka)島に当たり、その間にも台礁(Platform Reef)のサンゴ礁がつらなり、中城湾全体が堡礁(Barrier Reef)状の地形になっている。泡瀬干潟は、そのリーフに外海からの荒波に守られて安定した環境を保ってきたと言われています。
5. 通常、干潟というと大きな河川の河口域に見られる浅瀬を思い浮かべますが、泡瀬干潟はその成り立ちとは異なり大きな河川はなく、中城湾の成り立ちから出来た地形に、河川などによって運ばれた砂泥が海に面している前浜部に堆積して形成された干潟、分類状は、前浜干潟(サンゴ礁干潟と分類されることもある)と言われます。
6. また、中城湾全体の地質は、泥岩(クチャ)や砂岩(ニービ)のある地層に琉球石灰岩の地層が覆い被さっている。泡瀬干潟の特徴である湧水は、浸透生のある琉球石灰岩を通って、泥岩・砂岩層との境目から湧き出てきていると思われる。干潟の泥土は、泥岩由来のためカルシウム分が豊富であるため、サンゴ群衆、藻場、貝類の生産性を高める要因と考えられています。
7. 泡瀬干潟の面積は、南西諸島最大、146ha~290haであると言われています。(●「146ha (泡瀬・泡瀬南の合計)」(第4回自然環境保全基礎調査第1巻干潟より)●「290ha」くらい(泡瀬干潟シンポジウム報告書より))ほとんどの干潟は埋め立てられ残っているのが泡瀬干潟であった。
8. 泡瀬干潟の特徴は、マングローブや葦などの湿地帯、湧水域、泥、砂、サンゴ礫、海草藻場、サンゴの生息地など、いろいろな環境が複雑に隣り合い組み合わさり、さまざまな環境をあわせ持っているため、多くの生き物を有していると考えられます。
9. 泡瀬干潟の生き物の豊かさを示す指標として、泡瀬干潟を守る連絡会の出している「泡瀬ガイドマップ」にもありますが、干潟の貝の種数が360種以上見つかっており日本最多、海草の種数(13種)、ムナグロ(渡り鳥)の中継地、新種(12種以上)、日本新記録種の発見数、絶滅危惧種の数(174種以上)等、他の地域には見られないほど多くの種類の生き物、また貴重種がいます。干潟の生物多様性日本一とも言われている。
10. ここで泡瀬の代表的な生き物を写真で見て行きたいと思います。
11. 次に、泡瀬干潟の危機である泡瀬干潟埋立について述べたいと思います。
12. 泡瀬干潟埋立は、事業名を「中城湾港泡瀬地区埋立事業」と言い、1987年のバブル期に沖縄市発展の起爆剤として持ち上がった構想です。国は、当初リスクが大きいとこの事業を進めることを認めなかった。
13. しかし、時代が流れ渋っていた国が認める事となる。泡瀬の北部にある中城湾港新興地区には港が2つあり、当初東埠頭港の浚渫土砂を埋立地で使う(自己完結)予定だったが、埋立に適さないと使用しなかった。(近海に廃棄する予定だったという噂もあり、1996年に日本が海洋法に批准したことで捨て場に困った。)その後、泡瀬干潟埋立事業のある地域に土砂を処分することを思いつき泡瀬干潟の埋立が進むこととなった。
14. 埋立計画の内容は、ホテルや商業施設などリゾート開発が主で、マリーナや港湾、海洋研究所等付属施設、従業員用住宅等190haの埋立内容となっている。2000年に埋立の許認可が下りて事業が動き出すこととなる。
15. 事業内容が明るみ市民に知れ渡るに連れて、泡瀬干潟の自然の豊かさと事業計画を問題視する人が多くなっていった。住民投票条例制定に向けた動きや、埋立に反対をする市長候補を擁立するなど、埋立事業に対する反対運動が盛り上がっていった。しかし、同じく埋立を推進する人も組織され、政治的な情勢もあり国は事業を強行し進めて行くこととなった。しかし、怯まず干潟の調査研究を進めるに連れ、新種の発見等、泡瀬干潟の自然の豊かさが内外に知れ渡っていった。また、泡瀬干潟埋立裁判訴訟も行われた。
16. 2006年4月、「市民の意見を聞いて埋立事業を見直す」と公約した東門美津子沖縄市長が誕生する。同市長は市民委員会を募り泡瀬干潟埋立事業の賛否について話し合う場を造った。しかし、委員会でも意見は二分し結果、その判断は市長へと委ねられた。2007年12月東門市長は、「1区容認、2区困難」という判断に至った。
17. 2008年11月19日、沖縄地裁は同埋立事業に「経済的合理性がない」と公金支出を差し止める判決を下した。沖縄県と沖縄市は、その判決に不服として控訴する。さらに2009年1月15日国は沖縄県と沖縄市の「控訴」を理由に浚渫工事を進めた。
18. 2009年10月15日、福岡高裁那覇支部は、再び「経済的合理性がない。」と判決を下し事業はストップする。しかし、判決文に「調査費と人件費を除く公金支出差し止め」という部分を強調して、引き続き事業計画の策定を進め「スポーツコンベンション案」を策定、事業規模は90haの新計画が策定された。
19. 2010年1月沖縄市長選挙に向け、東門美津子氏は再選に向け動き出す。その際「埋立事業については4党の意見を聞いて、国に計画書を提出する」という公約であったため、埋立に反対する政党が2つ入っていたこともあり、全面推進する2候補を破るため団結し望み、東門市長は4月再選することとなる。
20. しかし、東門市長は大方の夢を打ち破り「国に提出する」という部分のみを強調して、2010年8月3日事業計画を前原国交大臣(当時)に提出する。その計画をみた前原大臣は同計画を認め、止まった埋立事業がまた動き出すこととなる。
21. 今後の動向については、面積を1区のみの半分にするなど大幅な事業変更があったため「港湾計画の変更」と「公有水面埋立法の申請書変更」の手続きを行う必要があります。沖縄市としては、今年度中に港湾計画の変更を行い、県と国が各審議会への諮問、答申を行い、最終的に国が港湾管理者の県に結果を通知する。計画変更が認められると、県と国がそれぞれ埋立変更申請を行い、手続きが完了次第、埋立工事の再開が可能となります。
22. 泡瀬干潟を守る連絡会としては、同事業に対する抗議や、今後の状況次第によっては、再び裁判を行う。また、市長に対するリコールなど、11月に行われる知事選挙の動向もみながら判断していきたいと考えています。
23. 私は、議会にて沖縄市当局の動きを追求し同事業を中止させたい。そして中止後の対応を考えていきたいと思っています。今後とも皆様のご支援、ご鞭撻をよろしくお願い致します。
24. それでは、私の発表を終わります。どうもありがとうございました。  


Posted by なおや at 14:15Comments(0)

2010年12月31日

沖縄市議会 9月議会 一般質問

はじめての議会で一般質問しました。

かなり緊張しましたがやりきりました。


議会報告
10月20日 一般質問 桑江直哉
主に新東部海浜開発事業(泡瀬干潟埋立)の問題点と
泡瀬干潟のラムサール条約、生物多様性について質問しました。

質問内容
(1)泡瀬干潟は、ラムサール条約の基準を満たしているのか?またどういった基準を満たしているのか?
(2)ラムサール条約に登録することでの沖縄市にとって、どういったメリットがあるのか?また、今後環境省と協議してラムサール登録をする予定があるのか?
(3) 泡瀬干潟は、「干潟の生物多様性日本一」と言われているようだが、本市はそのような認識を持っているのか?
(4) 新しい東部海浜開発事業において、駐車場の計画が書かれていないが何台の駐車スペースを確保しているのか?またイベント時等混雑が予想される場合にはより多くの駐車場が必要とされると思うがその対応はどうか?
(5)現計画では、アクセス道路については今後検討とあるが、防災の面、利便性の面からみてもそのアクセス道路のあり方が重要になってくると思われるが、現在市としてはどのようなアクセス道路を想定しているのか?

◎ラムサール条約の質問で得られた答え
市民部長
1.環境省が潜在候補地に選定した。
2.基準9の内、4つを満たしている。
3.登録するメリットも、教育面、環境との共生面、今後の観光資源の点からも重要でありメリットはある。
4.今後については、環境省が具体的な日程を示していないので、コメントはできないが、「総合的な観点から慎重に検討したい」と答弁した。
2010年10月21日(木)琉球新報記事 島袋副市長のコメントが紹介され『「環境省」から要望があれば協議する』と述べ、協議に前向きな姿勢を示した。

他の質問の答えについては、以下会議録検索よりご覧下さい。

会議録検索より 平成22年10月20日(水)

○今回の議会の話題
「議案第2号 沖縄市特定用途制限地域内における建築物等の制限に関する条例」は否決された。沖縄市北部の池原地域は沖縄本島産業廃棄物の7割が集まる場所。また産業廃棄物のため込まれた山が出来ているなど大きな社会問題になっている。今回この条例を制定することで用途地域のない区域に制限をかけ、東門市長の掲げるアグリビジネス構想の推進と、新たに建設されようとしている倉浜環境新炉建設(産業廃棄物焼却炉計画200トン/日)を阻止して、これ以上の産業廃棄物の沖縄市への集中を避けたい。しかし、可決に至らなかった。

「沖縄市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正する条例」が可決。沖縄市議会議員報酬の月額支給について、その職務に就いた月、職を離れた月に関しては日割りによる報酬にする案が議員提案により可決した。  


Posted by なおや at 12:18Comments(0)

2010年12月31日

ブログはじめました!

沖縄市議会議員の桑江直哉です。

今年ももうあと12時間で終わろうとしています。

遅くなりましたが活動報告をブログにて行いたいと思います。

 これまでは、桑江なおや後援会や有志のみなさんにより活動の報告をさせて
頂きましたが、今後は私も情報を発信したいと思います。

来年もよろしくお願い致します。

◆関連サイト・連絡先

桑江なおや後援会
〒904-2171 沖縄市高原3-14-2 ゆがふプラザ内
TEL・FAX098-989-6243
http://www.naoya9.net

桑江なおや応援団日記 http://naoya9.ti-da.net/  


Posted by なおや at 12:00Comments(3)